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プロポジションとは、コインやサイコロ、その他なんでもいいんですが、相手に提案(proposition)をしてやるような賭けの事です。例えばコインをトスして、「表か裏か」とやるようなやつですね。
【現象】
相手に得な選択をしたと思わせて、実は提案者側が圧倒的に有利な賭けです。決していかさまでは無いところが面白いところ。
【やり方】
あなたと友達が道路ぎわを歩いている時に、あなたはこんな賭けを持ち出します。
「今から通る20台の車のナンバーの下2ケタをメモして、同じやつがあるかどうかに賭けようぜ。」
きっと友達は、0〜99まで100通りの中から選んだ数字と、別の2ケタの数字がマッチする確率は100分の1。これを20回やっても確率は5分の1。「同じものは無い」に賭けた方が得だと思うでしょう。
【やってみると】
でも実際にやると、答えはなんと7対1であなたに有利!
【なんで!?】
最初のナンバーが次のナンバーと合致「しない」確率は99/100。最初の2つのナンバーが3つ目のナンバーとも一致しない確率は99/100
× 98/100。こうやって掛けていって、答えが1/2を下回ったところで、「合致する」確率の方が上回ります。これが13台。追加の7台分あれば、9割に近い確率で合致するナンバーが見つかります。
【もしうまく行かなかったら】
では今度は、こんな賭けを持ちかけてみましょう。
「好きな2ケタの数字を言ってくれ。次の最初の50台の下2ケタが、君の言った数字と合わない方にオレは賭ける。ナンバーは丁度100通りだから、50台で確率は半々の勝負だ。」
【やってみると】
これも7:5であなたの有利。同じナンバーの出る確率が50%以上になるには、69台必要です。数字がある一つの固有番号か、どの2つでも良いとするかの違いですね。
(参考文献)
"SCARNE'S
New Complete Guide TO GAMBLING"
に出てくる"AUTO
LICENCE PLATE PERCENTAGE PRPOSITION"というものです。
尚、「トリックものがたり」(松田道弘、ちくま文庫)では、電話帳を使ったバーベットとして紹介されています。相手にデタラメに20の電話番号に印をつけてもらって、番号の最後の2ケタの数字が同じ物が入っているか、とやります。ご家庭でやるなら、こちらの方がいいですね。
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